-
PUSHKUNは一回に何個使用できますか。
-
各ライン毎に1個です。
-
PUSHKUNの耐久性と交換頻度
-
PUSHKUNの交換は1万回曲がりが目安ですが、押出し原材料の粘性や温度、押出しエアー圧に左右されますので、1年に1度の交換をお勧めします。
-
PUSHKUNの材質は選べますか。
-
- シリコン(白又は黒)
- NBR(黒)
- EPDM(黒)
- バイトン・フッ素ゴム(黒)
-
PUSHKUNはエルボなど配管曲がりを通過出来ますか。
-
PUSHKUN1S~2Sサイズはロングエルボのコの字配管S字配管を通過可能です。
2.5S以上のサイズでは配管内径の1.2倍以上のR半径であれば通過出来るよう設計されています。
-
塩化ビニールのホースでもPUSHKUNクリーンシステムを利用できますか。
-
多くのお客様が塩化ビニールのホースを含むラインでPUSHKUNクリーンシステムをご利用です。
-
ガス管のラインでも利用できますか。
-
ガス管では継手ネジの場合はご利用頂けません。
PUSHKUNはサニタリー配管サイズを基準にしていますが、研磨加工によりご利用の配管内径に合わせる事が可能です。
-
PUSHKUNクリーンシステムの実績について
-
国内・国外あわせて1000ライン以上の納入実績があります。
食品をはじめ、化粧品・洗剤・医薬品、電池など工業系でもご利用頂いております。
-
フィルター部分の通過は可能ですか。
-
フィルターは通過できません。フィルター部をバイパスにて分岐させる配管の必要があります。
-
粘性の高い原料の押出しにも利用できますか。
-
基本的にポンプアップできる原料であれば押出し可能です。練り製品やグミの押出しも実績があります。
-
スタート管やキャッチャー管を使用せずにPUSHKUNだけを利用できますか。
-
PUSHKUNだけの利用も可能です。スタート管は内径をライン配管より大きくしてPUSHKUNを装填しやすく設計されています。
PUSHKUNがエアー圧により発射されますので、到着側に大きな圧力が掛かるため、事故防止の為にもキャッチャー管の設置をお勧めしています。
-
検知機能付き(マグネット入り)のPUSHKUNを使用する時のセンサー及び検知器について
-
ご利用ラインの環境に合わせて防水タイプ・防爆タイプの2種類のセンサーをご提供しております。
PUSHKUN内蔵のマグネットを検知し、信号を検知器に送ります。検知器にはパトライト付きとパトライト無しをご提供しております。
-
PUSHKUNクリーンシステム利用の時はトランスRバルブを利用しなくてはなりませんか。
-
トランスRバルブはシステムの一部としてOEGが開発したバルブですが、フルボアタイプであればボールバルブも利用可能です。
ボールバルブご利用の場合はPUSHKUNは直進方向のみ通過可能です。
-
PUSHKUNを都度取り出さずに、PUSHKUNの洗浄も配管内洗浄と同時に行う事は可能ですか。
-
PUSHKUNクリーンシステムの往復タイプでPUSHKUN自体のCIP回路付きもご提供可能です。
-
配管の継ぎ手を溶接で施工しても利用可能ですか。
-
配管溶接のビートが配管内に突起しているとPUSHKUN通過時に障害となり詰まりや破損の原因となります。
極僅かで滑らかな突起であれば通過可能ですが、溶接には十分な注意が必要となります。
-
新設ラインでPUSHKUNテスト運用の際にキズが目立った原因は
-
ライン施工時の研磨剤などが除去されていない、又は溶接時のビートが原因となります。 配管内の遺物の除去とビートの研磨を行ってください。
-
PUSHKUNの表面が摩擦熱で摩耗または焦げてしまった。
-
配管内が空の状態でPUSHKUNを発射しますと高速押し出しされて摩耗します。
また原料押出しの際には配管内の原料が減る程に押し出される速度は速くなります。
速度の調整にはキャッチャー管に流量調整バルブや背圧調整機を設置してください。
-
PUSHKUNが配管内で止まってしまった。
-
殆どの場合、原因は次のどれかになります。
①PUSHKUN押出しの圧力不足 ⇒ 通常プロセスの圧力に0.5Kgf/㎠を加えた圧力が目安となります。
②継ぎ手部分のパッキンが内部にはみ出て障害となっている。 ⇒ 継ぎ手の締め過ぎを防止するOEGのメタルガードパッキンのご利用をお勧めしています。
③配管の内径に合わないPUSHKUNを使用している可能性があります。 ⇒ PUSHKUNは各サイズ用意しておりますので最適なサイズを確認してください。
-
PUSHKUNクリーンシステム利用の注意点は何ですか。
-
PUSHKUNをエアー圧で押出す場合、PUSHKUNをキャッチャー管から取り出す際には必ず配管内のエアーを抜いてください。
エアー圧が残っていますとキャッチャー管から取り出す際にバスケットと一緒に飛び出し、思わぬ事故につながる危険性があります。